この記事で分かること
豊島区の「令和8年度 豊島区エコ住宅普及促進費用助成金」のうち、太陽光発電システムと蓄電システムの助成内容を、区の公式ページ(個人住宅向け・集合住宅向け)をもとに整理します。
- 太陽光:出力1kWあたり2万円(上限8万円)
- 蓄電システム(個人住宅):蓄電容量1kWhあたり1万円(上限5万円)
- 申請受付:令和8年5月25日~令和9年3月1日(必着)、予算を超えた時点で終了・先着順
- 国・東京都が併用を禁止していなければ併用可能
補助金の概要
豊島区(環境政策課 事業グループ)が、CO2削減に配慮した住宅用の新エネルギー・省エネルギー機器を導入した人に、設置費用の一部を助成する制度です。区の予算のみで運営されており、令和8年10月14日時点で予算に対する交付予定額の割合は55%と公表されています。
制度は、住まいの区分によって2つの案内に分かれています。
- 個人住宅向け:太陽光、蓄電システム、雨水貯水槽、エネファーム、HEMS、断熱改修窓
- 集合住宅向け(賃貸集合住宅の所有者・分譲マンションの管理組合等):共用部分の太陽光、共用部分のLED照明器具、居住部分の断熱改修窓(同時申請)
対象になる人・設備と要件
個人住宅向けの対象者
- 区内に住所があり、住民登録のある自ら居住する住宅に機器を購入・設置して使用する人(賃貸住宅は所有者の同意が必要)
- 契約者=申請者(機器使用者)=領収書のあて名=口座名義人であること
- 同一世帯で、機器ごとに同一年度内1回まで
集合住宅の居住者が自分で申請する場合も、個人住宅向けの案内が適用されます。
集合住宅向けの対象者
- 区内に賃貸集合住宅を所有する個人、または区内の分譲集合住宅の管理組合等
- 太陽光は集合住宅の共用部分で使うために設置すること
太陽光発電システムの要件(共通)
- JETまたはIECEE-PV-FCS制度に加盟する海外認証機関による太陽電池モジュール認証を受けたもの
- モジュールの最大出力合計またはインバータ出力のいずれかが1kW以上10kW未満
- 住宅の上屋等に設置されるもの
- 電力会社と電力需給契約を結んでいること
蓄電システムの要件(個人住宅向け)
- 環境共創イニシアチブ(SII)に補助対象機器として登録されているもの
- 太陽光発電システムまたはエネファームと常時接続していること
補助額・上限
| 対象機器 | 助成金額 |
|---|---|
| 住宅用太陽光発電システム(個人住宅・集合住宅共用部分) | 出力1kWあたり2万円(上限8万円) |
| 蓄電システム(個人住宅) | 蓄電容量1kWhあたり1万円(上限5万円) |
- 太陽光の算定基準となる出力は、モジュールの最大出力合計とインバータ出力のいずれか低い方で、電力受給契約時の出力により確定します(kW単位、小数点以下第2位切り捨て)
- 蓄電容量もkWh単位で小数点以下第2位切り捨てです
そのほか、個人住宅向けにエネファーム(一律8万円)、断熱改修窓(機器設置費用の4分の1、上限10万円)、HEMS、雨水貯水槽、集合住宅向けに共用部分のLED照明器具(機器設置費用の5分の1、上限20万円)があります。
申請期間と締切
- 申請受付期間:令和8年5月25日(月)~令和9年3月1日(月)必着
- 令和8年2月1日~令和9年1月31日に施工完了した機器が対象
受付期間内でも予算の範囲を超えた時点で受付終了となり、環境政策課に提出した日をもって先着順で扱われます。
申請の流れと注意点
- 機器の施工と支払いを完了させる(施工・支払い完了後の申請)
- 助成金交付申請書(第1号様式)、施工完了証明書(第3号様式、施工業者が記載)、パンフレット等、領収書と内訳、口座振替依頼書などをそろえる
- 郵送または環境政策課の窓口(平日9時~12時、13時~16時)に提出。工事業者による代理申請も可能
- 交付申請から交付決定まで2~3か月程度、決定通知の受領後約1か月で入金
- 太陽光は、モジュール配置と型番が分かる図面、全モジュールの写真、インバータ型番の写真、電力受給契約と出力が分かる書類(「接続契約のご案内」など)、認証を示す書類が必要です
- 蓄電システムは、設置写真、銘板写真、SII登録を示す書類、太陽光またはエネファームとの接続図面などが必要です
- 集合住宅の管理組合等は、管理規約の写しや総会の決議書なども必要です
- 鉛筆・修正液・消せるボールペンは使用不可、写真はカラーで鮮明なものを用意します
国・東京都の補助金との併用
公式ページでは、国および東京都が併用を禁止していなければ、それらの補助金と併用可能とされています。東京都や国の太陽光・蓄電池補助金を使う場合は、各制度の併用条件もあわせて確認してください。
よくある質問
太陽光を5kW設置した場合はいくらですか?
1kWあたり2万円で計算すると10万円ですが、上限は8万円です。
マンションの管理組合で蓄電池を入れたい場合は?
集合住宅向けの対象機器は共用部分の太陽光・LED照明と居住部分の断熱改修窓で、蓄電システムは個人住宅向けの対象機器として案内されています。
まとめ
豊島区の令和8年度エコ住宅普及促進費用助成金は、太陽光が1kWあたり2万円(上限8万円)、蓄電システムが1kWhあたり1万円(上限5万円)です。申請は施工後で、令和9年3月1日必着、予算を超えると先着順で終了します。詳細は豊島区公式ページ(個人住宅向け)と豊島区公式ページ(集合住宅)で確認してください(問い合わせ:環境政策課 03-3981-2771)。