この記事で分かること
品川区の「令和8年度 しながわゼロカーボンアクション助成」のうち、太陽光発電システム・蓄電池システム・ZEV(電気自動車など)の助成内容を、区の公式ページと助成要件の資料をもとに整理します。
- 対象になる人と設備、助成額・上限
- 申請期間(令和8年5月25日~令和9年3月15日)と、メニューごとの受付状況
- 設置後に申請する流れと注意点
この助成は先着順で、予定件数に達したメニューから受付が止まります。令和8年10月15日時点で、個人宅向けの太陽光・蓄電池(システムA)は「予定件数超過」となっています。申請前に必ず品川区の公式ページで最新の受付状況を確認してください。
補助金の概要
しながわゼロカーボンアクション助成は、品川区(都市環境部 環境課)が実施する脱炭素化のための助成制度です。太陽光発電・蓄電池のほか、ZEV、エネファーム、エコキュート、省エネ家電、宅配ボックス、ZEH・東京ゼロエミ住宅、ZEB設計など幅広いメニューがあり、メニューごとに予定件数が決まっています。
対象になる人・設備と要件
太陽光発電システム
- システムA:自ら居住する住宅に設置した区民、または延べ床面積150平米未満の事業所等に設置した中小企業者等
- システムB:集合住宅の共有部分に設置した管理組合等、または延べ床面積150平米以上の事業所や事業用の集合住宅に設置した中小企業者等
- 要件:IEC電気機器安全規格適合試験制度で認定された認証機関(JETなど)の認証を受けた製品で、業者の設置工事により固定されていること
蓄電池システム
- A・Bの区分は太陽光と同じ考え方です
- 要件:太陽光発電システムと接続され充電できること、国のZEH支援事業で執行団体(SII)に過去2年度以内に補助対象機器として登録実績があること、業者の設置工事で固定されていること
ZEV(電気自動車・PHV・FCV・超小型モビリティ等)
- 区民または区内の中小企業者等が新車で購入またはリース契約した車両
- 国の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の補助対象車両であること、定置場が区内であること、リースは契約期間3年以上などの要件があります
補助額・上限
| メニュー | 助成金額 | 予定件数 | 受付状況(R8.10.15時点) |
|---|---|---|---|
| 太陽光発電システムA | 1kWあたり5万円(上限20万円) | 100件 | 予定件数超過 |
| 太陽光発電システムB | 1kWあたり5万円(上限50万円) | 10件 | 余裕あり |
| 蓄電池システムA | 1kWhあたり3万円(上限30万円) | 100件 | 予定件数超過 |
| 蓄電池システムB | 1kWhあたり3万円(上限30万円) | 10件 | 余裕あり |
| ZEV(EV・PHV・FCV・超小型モビリティ) | 上限10万円 | 155件 | 残りわずか |
| ZEV(原付・側車付二輪・ミニカー) | 上限2万円 | 5件 | 余裕あり |
対象経費は、太陽光・蓄電池が「機器本体・付属品費および設置にかかる費用一式」、ZEVが「車両本体費またはリース料」です。助成対象経費は消費税を除いた額で、助成金額は1,000円未満切り捨てです。
そのほか、エネファーム(上限20万円)、エコキュート・ハイブリッド給湯器(上限5万円)、省エネ家電(上限1万円)、ZEH・東京ゼロエミ住宅(上限30万円)などのメニューもあります。
申請期間と締切
- 申請期間:令和8年5月25日(月)~令和9年3月15日(月)
- 太陽光・蓄電池は、令和8年4月1日~令和9年3月15日の間に設置完了した機器が対象です
- ZEVは初度登録年月の属する月の末日の翌日から1年以内の車両が対象です
受付は先着順で、予定件数に達したメニューから受付終了となります。予定件数に達した日の午後5時15分までに環境課に届いた申請は同着とみなし、抽選になります。「予定件数超過」のメニューも、交付決定額の確定や取下げで予算に残額が出た場合は受付を再開することがあり、その際は区報とホームページで知らされます。
申請の流れと注意点
- 対象機器を設置する(またはZEVを購入・リース契約する)
- 設置・導入完了後に、交付申請書兼請求書(第5号様式)、対象機器等詳細説明書(第6号様式)、チェックリストなどをそろえる
- 品川区電子申請サービスから申請する
- 工事前の事前申請は不要ですが、受付状況によっては設置後に申請できないことがあります。契約前に受付状況を確認しましょう
- ZEVはメニューごとに同一年度内1回までです
- 必要書類は公式ページの「申請時の必要書類」PDFで確認してください
国・東京都の補助金との併用
公式ページでは、国の補助金窓口として環境共創イニシアチブ(SII)、東京都の窓口としてクール・ネット東京が案内されています。区の助成との併用の可否や、併用時の金額調整については公式ページ上で明記されていないため、申請前に品川区環境課(電話:03-5742-6749)へ確認することをおすすめします。
よくある質問
個人宅の太陽光は今から申請できますか?
令和8年10月15日時点でシステムAは「予定件数超過」で受付停止中です。再開される場合があるため、公式ページの受付状況を確認してください。
マンションの管理組合でも使えますか?
集合住宅の共有部分に設置した管理組合等はシステムBの対象で、同時点では「余裕あり」です。
まとめ
品川区の令和8年度しながわゼロカーボンアクション助成は、太陽光が1kWあたり5万円、蓄電池が1kWhあたり3万円、ZEVが上限10万円です。申請期限は令和9年3月15日ですが、メニューごとに予定件数で受付が止まります。最新の受付状況と要件は品川区公式ページ「令和8年度 しながわゼロカーボンアクション助成」で確認してください。