この記事で分かること

  • 千葉県の「観光・宿泊施設等公共用充電設備設置促進補助金」(令和8年度)の対象者と要件
  • EV充電設備・蓄電池の補助率と上限(太陽光発電設備がある場合は5分の1・1設備100万円)
  • 受付期間(令和8年12月24日まで)と、工事着手前(発注を含む)の申請が必要な点

補助金の概要(実施主体・目的)

「千葉県観光・宿泊施設等公共用充電設備設置促進補助金」は、千葉県(環境生活部 温暖化対策推進課)が実施する事業者向けの補助金です。公共用充電設備の設置を促進するため、観光・宿泊施設等の事業者が県内の施設で電気自動車(EV)用充電設備などを設置する費用の一部を補助します。観光客がEVで訪れやすい環境づくりにつながる制度です。

対象になる事業者・設備と要件

補助対象者

  • 観光・宿泊施設等事業者
  • 上記の事業者に設備の賃貸しを行うリース事業者

「観光・宿泊施設等事業者」とは、千葉県内で主に旅行者を対象とした常設型の観光・宿泊施設等(宿泊施設、博物館・美術館、動物園・水族館、歴史・文化施設、見学・体験施設、日帰り温浴施設、その他のレジャー施設、土産物販売店、飲食店)を管理運営する法人(公共法人を除く)または個人事業主をいいます。詳しくは実施要領で確認してください。

補助対象事業と申請要件

電気自動車用充電設備の設置は、次の要件をすべて満たす必要があります。

  • 充電設備が、公道に面した入口から誰もが自由に出入りできる場所に設置されること
  • 原則として利用者を限定せず、他のサービスの利用や物品の購入を充電設備利用の条件としないこと
  • 充電場所を示す案内板を、施設の入口等の人目に付きやすい場所に設置すること
  • 充電設備の場所や出力、利用可能時間、休止状況などを誰でもインターネット上で確認できること

蓄電池の設置は、上記の要件を満たす充電設備に使用するもので、事業完了までに設備を導入する事務所または事業所に太陽光発電設備を設置していることが条件です。

補助対象経費

機器購入費(本体および機器を構成するために必要な付属品を含む)です。設備工事費や撤去費、処分費などは含みません。

補助額・上限

対象事業補助金額補助上限額
EV用充電設備(施設に太陽光発電設備を事業完了までに設置している場合)補助対象経費×5分の11設備あたり100万円
EV用充電設備(上記以外)補助対象経費×10分の11設備あたり50万円
蓄電池補助対象経費×5分の11設備あたり100万円

申請期間と締切

  • 受付期間:令和8年5月1日(金)から令和8年12月24日(木)まで
  • 申請受付期間内であっても、予算がなくなり次第受付を終了します。

申請の流れと注意点(工事着手前の申請が必要)

  1. 交付要綱・実施要領を確認し、設置場所や要件を満たすかを確認します。
  2. 工事着手前(発注等を含む)に交付申請します。交付決定前に工事に着手(発注を含む)していないことが必要です。
  3. 交付決定後に発注・工事を行い、完了後に実績報告をします。

公開している充電設備であることが前提のため、案内板の設置や、インターネット上での充電設備情報の公開方法(充電スポット検索サービスへの掲載など)もあらかじめ計画しておきましょう。

国の補助金との併用

充電設備については国も導入支援を行っています。この補助金と国の補助金を組み合わせられるかどうかや算定方法は、県の実施要領で確認してください。車両の購入には国の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」があります。また、市町村が独自に充電設備の補助を行っている場合もあるので、施設のある市町村の情報も確認しましょう。

よくある質問

Q. 宿泊客専用の充電設備でも対象ですか?

A. 原則として利用者を限定せず、他のサービス利用や物品購入を条件としないことが要件です。

Q. 工事費は補助されますか?

A. 補助対象経費は機器購入費で、設備工事費や撤去費・処分費は含まれません。

Q. 太陽光発電設備がなくても申請できますか?

A. 充電設備は申請できます(補助率10分の1・上限50万円)。蓄電池は太陽光発電設備の設置が条件です。

まとめ(公式ページ)

千葉県の観光・宿泊施設等公共用充電設備設置促進補助金は、観光・宿泊施設や飲食店などが誰でも使えるEV充電設備を設置する際に、機器購入費の一部を補助する制度です。受付は令和8年12月24日までで、予算到達で早期終了します。必ず発注前に申請してください。

千葉県:令和8年度千葉県観光・宿泊施設等公共用充電設備設置促進補助金(公式ページ)