この記事で分かること
- 千葉県の「太陽光発電事業者公共用充電設備設置促進補助金」(令和8年度)の対象者と要件
- EV用充電設備・蓄電池の補助率(10分の1)と上限(1設備50万円)
- 受付期間(令和8年12月24日まで)と、工事着手前(発注を含む)の申請が必要な点
補助金の概要(実施主体・目的)
「千葉県太陽光発電事業者公共用充電設備設置促進補助金」は、千葉県(環境生活部 温暖化対策推進課)が実施する事業者向けの補助金です。公共用充電設備の設置を促進するため、太陽光発電設備を設置している事業者が、県内の太陽光発電設備において電気自動車(EV)用充電設備等を設置する費用の一部を補助します。太陽光で発電した電気をEVの充電に活用する、再エネ活用型の充電スポットづくりを後押しする制度です。
対象になる事業者・設備と要件
補助対象者
- 出力50キロワット以上の太陽光発電設備を設置している法人(公共法人を除く)または個人事業主(太陽光発電設置事業者)
- 上記の太陽光発電設置事業者に設備の賃貸しを行うリース事業者
補助対象事業と申請要件
県内の出力50キロワット以上の太陽光発電設備で行う、次の事業が対象です。
電気自動車用充電設備の設置は、次の要件をすべて満たす必要があります。
- 太陽光発電設備からの電気を、その設備に設置した充電設備で充電できるようにすること
- 充電設備が、公道に面した入口から誰もが自由に出入りできる場所に設置されること
- 原則として利用者を限定せず、他のサービスの利用や物品の購入を充電設備利用の条件としないこと
- 充電場所を示す案内板を、施設の入口等の人目に付きやすい場所に設置すること
- 充電設備の場所や出力、利用可能時間、休止状況などを誰でもインターネット上で確認できること
蓄電池の設置は、上記の要件を満たす充電設備に使用するものが対象です。
補助対象経費
機器購入費(本体および機器を構成するために必要な付属品を含む)です。設備工事費や撤去費、処分費などは含みません。
補助額・上限
| 対象事業 | 補助金額 | 補助上限額 |
|---|---|---|
| 電気自動車用充電設備、蓄電池の設置 | 補助対象経費×10分の1 | 1設備あたり50万円 |
申請期間と締切
- 受付期間:令和8年5月1日(金)から令和8年12月24日(木)まで
- 申請受付期間内であっても、予算がなくなり次第受付を終了します。
申請の流れと注意点(工事着手前の申請が必要)
- 交付要綱・実施要領で要件を確認します。特に「公道に面した入口から誰でも出入りできる場所」であることは、発電所の立地によっては満たせない場合があるため注意が必要です。
- 工事着手前(発注等を含む)に交付申請します。交付決定前に工事に着手(発注を含む)していないことが必要です。
- 交付決定後に発注・工事を行い、完了後に実績報告をします。
案内板の設置や、インターネット上での充電設備情報の公開方法も事前に準備しておきましょう。
国の補助金との併用
充電設備については国も導入支援を行っています。この補助金と国の補助金を組み合わせられるかどうかは、県の実施要領で確認してください。EVなど車両の購入には国の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」があります。市町村が独自に充電設備の補助を行っている場合もあるので、設置場所の市町村の情報も確認しましょう。
よくある質問
Q. 住宅の屋根の太陽光発電でも対象になりますか?
A. 対象者は出力50キロワット以上の太陽光発電設備を設置している法人または個人事業主です。
Q. 工事費も補助されますか?
A. 補助対象経費は機器購入費で、設備工事費や撤去費・処分費は含まれません。
Q. 観光施設に充電設備を設置する場合は?
A. 観光・宿泊施設等の事業者向けには、別制度「千葉県観光・宿泊施設等公共用充電設備設置促進補助金」があります。
まとめ(公式ページ)
千葉県の太陽光発電事業者公共用充電設備設置促進補助金は、50kW以上の太陽光発電設備を持つ事業者が、誰でも使えるEV充電設備や蓄電池を設置する際に機器購入費の10分の1(1設備50万円まで)を補助する制度です。受付は令和8年12月24日までで、予算到達で早期終了します。発注前の申請を忘れないようにしましょう。