この記事で分かること

  • 兵庫県の「運送事業者へのゼロエミッション車普及促進補助事業(電気バス・トラック)」の概要
  • 対象となる運送事業者・リース事業者と、国の補助を受けることが要件である点
  • 電気バス最大200万円、電気トラック最大100万円の補助額
  • 神戸市に使用の本拠を置く車両の申請窓口と、交付決定前の発注禁止

補助金の概要(実施主体・目的)

兵庫県は、地球温暖化の防止と自動車の排気ガスによる大気汚染の低減のため、次世代自動車の導入を補助しています。「運送事業者へのゼロエミッション車普及促進補助事業(緑ナンバー:電気バス・トラック)」は、事業用自動車である電気バス・電気トラックの導入を補助する県の制度です。担当は兵庫県 環境部 水大気課 大気班(電話:078-362-3287、メール:mizutaiki@pref.hyogo.lg.jp)です。

対象になる事業者・車両と要件

補助対象者

  1. 民間自動車運送事業者、自動車リース事業者
  2. 上記の事業者に補助する市町(神戸市)

神戸市に使用の本拠を置く自動車は神戸市が申請窓口です。それ以外の地域の事業者は県(環境部水大気課)に申請します。

対象車両と主な要件

  • 電気バス:外部から充電する電池で駆動し内燃機関を併用しない、乗車定員11人以上の検査済自動車
  • 電気トラック:外部から充電する電池で駆動し内燃機関を併用しない検査済自動車(トラックをベースとした特種車も含む)
  • 「事業用」(緑ナンバー)として登録する車両に限る(旅客・貨物自動車運送事業等の用に供する自動車。リース事業者が貸渡しを行う場合を含む)
  • 国の補助(環境省:脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(商用車等の電動化促進事業))を受けることが要件

補助額・上限

補助対象者補助率1台あたり上限額
民間自動車運送事業者・自動車リース事業者ゼロエミッション車と一般車の価格差の1/12電気バス200万円、電気トラック100万円
事業者に補助する市町(神戸市)ゼロエミッション車と一般車の価格差の1/2電気バス200万円

申請期間と締切

県のページでは、この事業を含む次世代自動車導入の支援事業はいずれも予算枠に達し次第、受付を締め切るとされています。具体的な締切日はページ上で確認できなかったため、導入を検討している場合は早めに県の担当課(神戸市内の車両は神戸市)へ受付状況を問い合わせてください。

申請の流れと注意点(交付決定前の発注・登録は対象外)

  1. 国の「商用車等の電動化促進事業」の補助を申請する
  2. 県の環境部補助金交付要綱・別表・追加様式を確認し、申請書類を作成する
  3. 県(神戸市内の車両は神戸市)へ申請し、交付決定を受けてから発注・登録する
  4. 導入後、実績報告を行う

県のページでは、補助金の交付決定前に発注または登録したものは補助対象外と明記されています。また、補助を受けた車両には財産処分の制限期間があり、一定年数が経過するまでは知事の承認なく目的外使用・譲渡・廃棄などができません。

国の補助金・市町村の補助金との関係

この制度は国(環境省)の商用車等の電動化促進事業の補助を受けることが要件で、県はそれに上乗せする形になります。乗用車向けの国のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)とは別の制度です。神戸市の車両は市が窓口となり県が協調補助しますが、他の市町でも独自の補助がある場合は、併用の可否を各窓口で確認してください。

兵庫県では、燃料電池トラックなど水素モビリティ(商用車)の導入費支援や、燃料電池タクシーへの市町協調補助も別に実施しています。

よくある質問

白ナンバー(自家用)のトラックも対象ですか?

この事業は「事業用」として登録する車両に限られます。自家用のEV・FCVは市町協調の「ゼロエミッション車導入補助事業」を確認してください。

国の補助を受けない場合でも申請できますか?

国(環境省)の補助を受けることが要件です。

まとめ(公式ページ)

兵庫県の運送事業者向けゼロエミッション車普及促進補助事業は、緑ナンバーの電気バス・電気トラックについて、一般車との価格差の1/12(電気バス上限200万円、電気トラック上限100万円)を補助する制度です。国の補助を受けることが要件で、交付決定前の発注・登録は対象外、予算枠に達し次第締め切られます。