この記事で分かること

  • 長野県が令和8年度(2026年度)に実施している「クルマとつなぐ屋根ソーラー補助金」の内容
  • 太陽光発電・蓄電池・V2H・電気自動車等の組み合わせごとの補助額
  • 工事完了後に申請する仕組みと、申請期限(完了後30日以内、最終は令和9年3月12日)

補助金の概要(実施主体・目的)

「クルマとつなぐ屋根ソーラー補助金」は、長野県(環境部 ゼロカーボン推進課)が実施する個人向けの補助金です。太陽光発電システム、蓄電システム、V2H充放電システム、電気自動車等(電気自動車・プラグインハイブリッド自動車)の普及を支援し、県内住宅のエネルギー自立化と、屋根ソーラーと電気自動車等の組み合わせによる活用を進めることを目的としています。

対象になる人・設備と要件

対象者

  • 自己の居住する県内の既存住宅に、「信州の屋根ソーラー認定事業者」との販売契約により太陽光発電設備等を新規設置する人
  • 太陽光発電で発電した電気を使用する電気自動車等を、販売契約またはリース契約により新たに導入する人

県税の滞納がないこと、暴力団員等でないことも要件です。既存住宅とは、住宅品確法の「新築住宅」に該当しない住宅をいい、増設・更新は対象外です。

主な仕様要件

設備要件
太陽光発電システム定格出力10kW未満/原則として住宅の屋根上に設置/発電した電気の一部または全部を居住する住宅で使用
蓄電システム蓄電容量4kWh以上/国のZEH化等支援事業の対象製品(今年度は経過措置として令和7年度登録済製品も対象)
V2H充放電システム国の充電・充てんインフラ等導入促進補助金の補助対象設備として登録があるもの
電気自動車等国のCEV補助金の対象車両のうち電気自動車またはPHV(使用の本拠が申請者住所、自家用など条件あり)

また、環境省の「うちエコ診断」(WEB版)を受けることも申請要件です。

補助額・上限

補助タイプ補助額
(1) 太陽光発電+蓄電システムを同時導入20万円
(2) 太陽光発電+V2H充放電システムを同時導入25万円
(3) 太陽光発電+蓄電池+V2Hを同時導入40万円
(4) 蓄電システムのみ(太陽光設置済み)15万円
(5) V2Hのみ(太陽光設置済み)20万円
(6) 蓄電池+V2H(太陽光設置済み)35万円
(7) 太陽光発電+電気自動車等を同時導入30万円
(8) 電気自動車等のみ(太陽光設置済み)25万円
(9) 電気自動車等を(1)〜(6)と組み合わせ40万円〜65万円

太陽光パネル単体だけの設置は補助タイプに含まれていない点に注意してください。

申請期間と締切

申請受付は令和8年4月22日(水)から始まっています。本補助金は「交付申請兼実績報告」の形式で、補助事業が完了した日から起算して30日を経過した日、または令和9年3月12日(金)のいずれか早い日までに申請します。例えば完了日が令和9年2月20日の場合、期限は令和9年3月12日です。

補助金は予算の範囲内で交付されるものです。予算の状況により受付が早期に終了する可能性もあるため、最新情報を公式ページで確認しましょう。

申請の流れと注意点(工事前の申請など)

  1. 信州の屋根ソーラー認定事業者と販売契約を結ぶ(契約日が事業着手日)
  2. 認定事業者が、契約から7日以内に県へ「着手報告」をフォームで行う
  3. 設置工事の完了・支払い
  4. 完了後30日以内(最終期限 令和9年3月12日)に、交付申請書兼実績報告書兼補助金交付請求書(様式第1号)と添付書類を提出
  • 本制度は設置完了後にまとめて申請する方式です。そのかわり、契約時の着手報告(認定事業者が実施)が必要です。
  • 添付書類には、費用内訳が分かる請求書・領収書、設置後の写真、未使用品であることが分かる保証書等、契約書、県税の納税証明書、住民票の写し、うちエコ診断の結果、チェックリストなどがあります。
  • 提出は、ながの電子申請サービスまたは地域振興局への提出で行います。

国の補助金との併用

申請要領では、この補助金以外の補助金等(国・市町村等)の交付を受ける場合、合計額が補助対象設備の導入に必要な経費を超えることはできないとされています(必要に応じて国・市町村等の補助金の申請状況を調査する場合あり)。市町村が独自の補助制度を設けている場合もあるため、お住まいの市町村にも確認しましょう。

よくある質問

Q. 新築住宅は対象ですか?

A. 対象は既存住宅(新築住宅に該当しない住宅)です。

Q. どの販売店でもよいですか?

A. 太陽光発電設備等は「信州の屋根ソーラー認定事業者」との販売契約による設置が要件です。認定事業者一覧は県のページで確認できます。

まとめ(公式ページ)

長野県の「クルマとつなぐ屋根ソーラー補助金」は、太陽光と蓄電池・V2H・電気自動車等を組み合わせて導入する既存住宅を対象に、20万円〜最大65万円を補助する制度です。完了後30日以内(最終は令和9年3月12日)の申請を忘れないようにしましょう。