この記事で分かること

  • 福島県「水素エネルギー普及拡大事業(燃料電池自動車導入促進事業)補助金」の対象者
  • 車両登録日で異なる補助額(令和8年4月1日以降は定額60万円)
  • 募集期間(令和9年3月5日17時まで)と、購入・登録後に申請する流れ
  • 初度登録から1年以内の申請が必要な点

補助金の概要(実施主体・目的)

福島県(企画調整部 エネルギー課)は、水素エネルギーの普及拡大を通じて将来の水素社会の実現を進めるため、燃料電池自動車(FCV)を県内に導入する人に費用の一部を補助しています。令和8年3月31日までに登録されたFCVに加え、令和8年9月8日からは令和8年4月1日以降に登録されたFCVへの補助も始まりました。

対象になる人・設備と要件

対象者

  • 福島県内に住所を設定する個人
  • 福島県内に事業所等を有する民間法人
  • 上記の個人・法人にFCVをリース販売する事業者

主な要件

  • 新車(初度登録前)でFCVを導入すること
  • 自動車検査証の「自家用・事業用の別」が「自家用」で、「使用の本拠の位置」が県内であり、周辺の水素ステーションから燃料供給を受けられる見込みがあること
  • 申請までに新規登録と車両代金全額の支払い(または全額支払いの手続き)を完了していること
  • 初度登録から1年以内に申請すること(受付日が基準)
  • リース事業者が申請する場合は、補助金相当額を使用者のリース料に充てること
  • 自動車販売業者が使用者となる場合は販売促進活動に使わないこと

補助額・上限

補助対象経費はFCV車両本体の購入価格(税抜)で、車両登録日によって補助額が異なります。

車両登録日補助額対象車種の例
令和8年4月1日以降定額60万円トヨタ クラウン(FCEV)、MIRAI、現代自動車 NEXO、ホンダ CR-V e:FCEV
令和8年3月31日以前車両価格と基準額との差額の1/3以内(上限100万円)クラウンFCEVは上限53万1,000円、MIRAIは上限57万6,000円、CR-V e:FCEVとNEXOは上限100万円

令和8年3月31日以前の登録車は、募集要項の別表で車種・グレードごとの基準額が定められています。

申請期間と締切

  • 令和8年4月1日以降の登録車:令和8年9月8日から令和9年3月5日(金)17時必着
  • 令和8年3月31日以前の登録車:令和8年6月12日から令和9年3月5日(金)17時必着

審査は先着順で、補助申請総額が予算額に達した場合は期間内でも募集を締め切ります。

申請の流れと注意点

この補助金は、車両の登録・納車・代金全額の支払いがすべて完了した後に申請します(事前申請は不要)。

  1. FCVを購入・登録・納車し、代金を支払う
  2. 交付申請書兼実績報告書、事業報告書、収支決算書、住民票(個人)または登記簿謄本(法人)、県税の未納がないことの証明、車検証の写し、領収書などをそろえる
  3. エネルギー課へ郵送または持参で提出
  4. 先着順に審査され、交付決定の可否が通知される

様式は車両登録日の区分ごとに分かれているため、該当する区分の様式を使いましょう。

国の補助金との併用

FCVには国のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)もあります。県の公式ページや募集要項には国の補助金との併用可否についての記載がないため、併用を考えている場合は県エネルギー課へ確認してください。また、郡山市など県内の市町村でも独自の次世代自動車補助を行っている場合があります。

よくある質問

購入前に申請する必要はありますか?

必要ありません。登録・納車・支払いが完了してから申請します。ただし初度登録から1年以内に申請してください。

法人の社用車も対象ですか?

県内に事業所等がある民間法人も対象です。ただし車検証上「自家用」であることが要件です。

令和8年3月以前に登録した車の補助額はどう計算しますか?

募集要項の別表で、車種・グレードごとに「基準額」と「希望小売価格」が示されています。導入した車両の希望小売価格に対応する基準額を使い、車両本体価格(税抜)と基準額との差額の1/3が補助額です。ただし車種ごとに上限があり、クラウン(FCEV)は53万1,000円、MIRAIは57万6,000円、NEXO・CR-V e:FCEVは100万円です。

リースで乗る場合は誰が申請しますか?

個人や県内法人にFCVをリース販売するリース事業者が申請者になれます。その場合は補助金相当額を使用者が払うリース料に充てることが条件で、貸与料金の算定根拠証明書(様式第1号の別紙4)や、使用者側の住民票・登記簿謄本などもあわせて提出します。

下取り車がある場合は?

提出書類の様式には「下取車入庫証明書(様式第1号の別紙3)」が含まれています。下取りがある場合の扱いは提出書類一覧と募集要項で確認してください。

申請前のチェックリスト

  • 車両登録日が令和8年4月1日以降か、3月31日以前か(使う要項・様式が異なる)
  • 車検証の「自家用」「使用の本拠の位置(県内)」の記載
  • 初度登録から1年以内か、募集期間(令和9年3月5日17時必着)内か
  • 代金全額の支払い(または全額支払いの手続き)の完了と領収書の準備
  • 県税の未納がないことの証明書の取得

まとめ(公式ページ)

福島県でFCVを購入した、または購入予定の人は、登録日に応じた補助額と申請期限を確認し、予算があるうちに早めに申請しましょう。

公式ページ:福島県「燃料電池自動車(FCV)補助金について」