この記事で分かること

  • 香川県が実施する「令和8年度かがわスマートハウス促進事業補助金」のうち、蓄電池の補助の内容
  • 対象になる人・蓄電池の要件(自家消費型太陽光発電設備との連系が必要)
  • 補助額(補助対象経費の1/10、既存住宅は上限10万円・新築ZEHは上限15万円)
  • 予約・申請の受付期間と、申請前の「交付申請予約」が必須であることなどの注意点

補助金の概要(実施主体・目的)

この補助金は香川県(環境森林部 環境政策課)が県単独で実施している制度です。県内の住宅でZEHの新築、蓄電池・V2Hの設置、窓・玄関ドアの断熱改修を行う個人に対し、経費の一部を補助します。このうちZEHの区分は令和8年度の予約受付を終了していますが、蓄電池・V2Hの区分は引き続き予約を受け付けています。

県の公式ページでは予約受付状況が公開されており、令和8年10月23日18時時点で、蓄電池・V2Hの予約申請額は予算の50.1%とされています(毎週月曜日に更新)。予算に達すると受付が終了したり補欠扱いになったりする可能性があるため、検討中の方は早めに確認しましょう。

対象になる人・設備と要件

申請できる人

  • 県内の住宅(店舗・事務所等との兼用を含む)で蓄電池を設置する個人
  • 県税(個人住民税を含む)の滞納がないこと
  • 暴力団員等でないこと
  • 太陽光発電設備を設置している(または設置予定の)場合は、県のJ-クレジット制度「かがわスマートグリーン・バンク(太陽光発電)」に入会すること(店舗兼用住宅、補助金申請日の2年前より前に太陽光を設置していて蓄電池のみ申請する場合などは入会不要)

対象となる蓄電池

  • 国の戸建住宅ZEH化等支援事業で、環境共創イニシアチブ(SII)に補助対象機器として登録されているもの
  • 自家消費型太陽光発電設備と連系されるもの
  • 蓄電池・電力変換装置が未使用品であること
  • 既存住宅または新築のZEHに設置する戸建住宅であること

既に太陽光発電を設置している住宅に、蓄電池を後から追加する場合も対象です。なお申請時には、固定価格買取制度(FIT)・FIPを利用していないこと、またはFITの調達期間・FIPの交付期間が満了していることが分かる電力受給契約書等の写しを提出します。いわゆる「卒FIT」後の蓄電池導入を考えている家庭に向いた制度です。

補助額・上限

設置先補助額上限
既存住宅補助対象経費の1/10(千円未満切り捨て)10万円
新築のZEH補助対象経費の1/10(千円未満切り捨て)15万円

同じ制度の中で、蓄電池とV2Hの補助は併用できません(ZEHと断熱改修の併用も不可)。蓄電池と断熱改修などの組み合わせは可能な場合がありますので、手続の手引で組み合わせを確認してください。

申請期間と締切

  • 予約:令和8年5月11日(月)~令和9年2月26日(金)23時59分必着(土日祝・年末年始を除く)
  • 申請:令和8年5月11日(月)~令和9年3月31日(水)17時必着
  • 交付申請は補助事業完了後3か月以内に行う必要があります。

予算額に達した場合は期間内でも受付終了や補欠扱いとなることがあります。

申請の流れと注意点

  1. 香川県電子申請・届出システムで交付申請予約を行う(申請前の予約が必須)
  2. 蓄電池を設置する
  3. 電子申請システムで交付申請書兼請求書を作成し、添付書類とあわせて郵送または持参で提出
  • この県単独の補助金は、令和8年4月1日以降であれば、交付申請予約の前に工事に着手した場合も補助対象とされています。
  • ただし、国の交付金を活用する別制度(かがわスマートハウス促進事業(重点対策加速化事業))の自家消費型太陽光発電設備・家庭用蓄電池は、予約前の工事着手が認められないので混同しないよう注意してください。重点対策加速化事業で蓄電池の補助を受けた設備は、この制度の蓄電池・V2H補助を受けられません。
  • 令和7年度以前の様式は使えません。必ず令和8年度の様式を使いましょう。
  • 手続代行者に代行させる場合は委任状が必要です。

国の補助金との併用

県の公式ページや手引では、国の蓄電池向け補助金(DR補助金など)との併用可否について明示的な記載は確認できませんでした。併用を検討する場合は、国の制度の要件とあわせて県の担当課に事前に確認してください。また、お住まいの市町が独自に蓄電池の補助制度を設けている場合もあるので、市役所・町役場の情報もあわせて確認すると安心です。

よくある質問

Q. 太陽光発電がない家でも蓄電池だけで申請できますか?

A. 対象となる蓄電池は「自家消費型太陽光発電設備と連系されるもの」とされているため、太陽光発電設備との連系が必要です。既設の太陽光に後付けする形は対象になり得ます。

Q. マンションでも使えますか?

A. 要件上、蓄電池は戸建住宅に設置されるものとされています。

Q. 予算の残りはどこで分かりますか?

A. 県の公式ページで予約受付状況(予算に対する予約申請額の割合)が毎週月曜日に更新されています。

まとめ(公式ページ)

香川県の「かがわスマートハウス促進事業補助金」は、既存の戸建住宅に太陽光と連系する蓄電池を設置する個人に、補助対象経費の1/10(既存住宅は上限10万円)を補助する制度です。予約の締切は令和9年2月26日ですが、予算に達し次第終了する可能性があります。申請前に必ず手続の手引と最新の受付状況を確認してください。

公式ページ:令和8年度かがわスマートハウス促進事業補助金(香川県)
問い合わせ:香川県 環境森林部 環境政策課(平日9時~12時、13時~17時)