この記事で分かること

  • 愛媛県が実施する令和8年度「サイクル拠点施設再エネ設備等導入支援補助金」の概要
  • 対象となる事業者・施設・設備の要件(太陽光と蓄電池のセット)
  • 補助額(太陽光1kWあたり5万円、蓄電池は価格の1/3)と受付期間
  • 交付決定後に事業を開始するなどの注意点

補助金の概要(実施主体・目的)

愛媛県は、2050年のゼロカーボン社会の実現に向け、県内のサイクル拠点施設の脱炭素化を進めるため、施設に自家消費型太陽光発電設備と蓄電池を導入する民間事業者に対し、予算の範囲内で導入経費を補助しています。環境省の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)を活用した制度です。

令和8年10月13日の要綱改正で、補助対象エリアが11市町から県内全市町に拡大され、サイクル拠点施設であることを証する書類の簡素化や、申請受付・事業完了・実績報告の期日の延伸(約1か月)も行われました。

対象になる人・設備と要件

補助対象者

  • 県内のサイクル拠点施設に自家消費型太陽光発電設備と蓄電池設備を導入する民間事業者
  • サイクル拠点施設とは、レンタサイクルを実施している施設、サイクルオアシス、サイクルレスキュー、サイクリストが立ち寄る宿泊施設・店舗など、サイクリングに関連する施設です
  • 県税の未納がある者、暴力団関係者などは対象外です

電力販売契約(PPA)やリース契約により施設に導入する場合も対象に含まれます(この場合は利用者との共同申請で、サービス料金・リース料金から補助金相当分が控除されていることを確認できる書類が必要)。

対象となる設備の主な要件

  • 太陽光発電設備と蓄電池設備の導入が対象で、蓄電池のみの設置は対象外
  • 太陽光はFIT・FIP認定を取得しない自家消費型で、発電した電力の50%以上を同一事業所の敷地内で自家消費すること
  • 商用化され導入実績があること、中古設備でないこと
  • 法定耐用年数の間、J-クレジット制度への登録を行わないこと
  • 国の実施要領で定める交付要件を満たすこと(費用効率性の基準を超える部分は対象外となる規定あり)

補助対象経費は工事費、設備費、業務費などで、既存設備の撤去・処分費は対象外です。消費税相当額は除外して申請します。

補助額・上限

対象設備補助額
太陽光発電設備設置容量1kWあたり5万円
蓄電池設備蓄電池の価格(円/kWh)の1/3(1,000円未満切り捨て)。ただし20kWh未満は14.1万円/kWh、20kWh以上は16.0万円/kWh(工事費込み・税抜)の1/3が上限

1件あたりの補助上限額は、県の公式ページ・交付要綱では確認できませんでした。詳しくは県の担当課へ確認してください。

申請期間と締切

  • 受付期間:令和8年5月20日(水)~令和9年1月29日(金)
  • 事業完了:令和9年2月26日(金)まで
  • 実績報告:完了日から30日を経過した日または令和9年3月10日のいずれか早い日まで

実施要領では、申請の受付状況により期間の途中で受付を終了することがあるとされています。予算に達し次第終了する可能性があるため、早めの相談・申請がおすすめです。

申請の流れと注意点(工事前の申請など)

  1. 交付申請書と添付書類(事業計画書、設備資料、導入場所の写真、発電量・自家消費量の根拠資料、見積書、県税の納税証明書、誓約書、決算書類など)を郵送・持参またはメールで提出
  2. 県の審査・交付決定
  3. 交付決定後に事業を開始・設置
  4. 実績報告、額の確定、補助金の請求

実施要領では、原則として県から交付決定を受けてから補助事業を開始できるとされています。見積書は税込100万円以上の場合2社分が必要です。メール提出には要件があるため、事前に県へ連絡するよう案内されています。

国の補助金との併用

国の交付金を活用した制度です。国の他の補助金との併用可否は公式ページに明記されていないため、県の担当課に確認してください。

よくある質問

Q. 個人の住宅も対象ですか?

A. この補助金はサイクル拠点施設に設備を導入する民間事業者向けです。住宅向けは、市町が独自に補助制度を設けている場合があるため、お住まいの市町の公式情報を確認してください。

Q. 自転車関連施設でなくても使えますか?

A. 対象はサイクリングに関連する施設です。該当するかどうかは県に確認してください。

まとめ(公式ページ)

愛媛県のサイクル拠点施設向け補助金は、県内全市町のサイクリング関連施設に自家消費型太陽光と蓄電池を導入する民間事業者が対象で、太陽光は1kWあたり5万円が補助されます。受付は令和9年1月29日までですが、受付状況により早期終了の可能性があります。交付決定後に事業を始める必要があるため、計画段階で公式ページを確認しましょう。

愛媛県公式:令和8年度愛媛県サイクル拠点施設再エネ設備等導入支援補助金の公募について