この記事で分かること

  • 広島県の「創エネ・省エネ設備導入促進補助金」(令和8年度・幼稚園・保育所・認定こども園等対象)の内容
  • 太陽光発電システム・蓄電池を含む設備パターンごとの補助上限額
  • 申請期間(令和8年12月18日まで・先着順)と交付決定前の契約に関する注意点

補助金の概要(実施主体・目的)

この補助金は広島県(環境県民局環境政策課)が実施する制度です。県と中国電力グループで構成する「ひろしま再生可能エネルギー推進有限責任事業組合」が運営するメガソーラー発電所の売電収益を地域に還元することを目的としており、地域の方が利用する身近な施設に、省エネ型エアコンとあわせて創エネ・蓄エネ機器を設置する事業を支援します。令和8年度は国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」も活用されています。

対象になる人・設備と要件

対象者

次の施設(幼稚園等)を設置する地方自治体および法人格を有する者です。

  • 幼稚園、認定こども園、保育所
  • 地域型保育事業所(居宅訪問型保育事業、家庭的保育事業を除く)
  • 認可外保育施設指導監督基準を満たした企業主導型保育施設(定員の4分の1程度を地域枠として開放しているものに限る)

対象となる設備の組み合わせ

補助対象者が所有する幼稚園等に、次のいずれかの組み合わせで設備を整備する事業が対象です(中古品は対象外)。

パターン導入する設備補助上限額
1省エネ型エアコン+木質バイオマス(ボイラー等)+木質バイオマス熱利用設備700万円
2省エネ型エアコン+太陽光発電システム+エネルギー管理システム600万円
3省エネ型エアコン+太陽光発電システム+エネルギー管理システム+蓄電池700万円
4省エネ型エアコン+木質バイオマス(薪ストーブ、ペレットストーブ)600万円
5蓄電池(過去にこの補助金で太陽光発電システムを設置している場合に限る)100万円

設備ごとの主な要件

  • 省エネ型エアコン:トップランナー基準を達成したもの(省エネ基準達成率100%以上)
  • 太陽光発電システム:自家消費(余剰売電)が目的のもの。FIT・FIP制度の認定を受けて売電するものは対象外で、余剰売電もFIT・FIPによらないものに限られます
  • エネルギー管理システム:施設全体とエアコンの電気使用量、太陽光の発電量を1時間ごとに計測・保存し、園児への環境教育に使える40インチ以上の表示装置で表示できるもの
  • 蓄電池:蓄電容量1kWh以上で、太陽光発電システムから充電できるもの

補助額・上限

補助率は補助対象経費の1/2以内で、上限は上の表のとおりです(1,000円未満切り捨て、消費税等は対象外)。対象経費は設備費、設置工事費、運搬費などです。

申請期間と締切

受付期間は令和8年4月6日〜令和8年12月18日です。先着順で受け付け、申請額が予算額に達した時点で受付終了となります。工事期間は交付決定日から令和9年1月29日までです。

申請の流れと注意点(工事前の申請など)

  1. 交付申請書(様式第1号)、事業計画書、施設概要、工事図面、太陽光パネル架台計画図、2社以上の工事費見積書、設備の仕様書などを持参または郵送で提出
  2. 交付決定
  3. 手配・工事
  4. 実績報告書の提出、現地確認、補助金額の確定
  5. 請求書の提出、補助金の交付

募集要領では、交付決定前に発注・契約した経費や支出済みの経費は補助対象外とされています。必ず交付決定を受けてから発注・契約してください。

国の補助金との併用

公式ページでは、国その他の補助との併用はできないとされています。

よくある質問

一般の企業や家庭は対象ですか?

いいえ。対象は幼稚園・保育所・認定こども園等を設置する自治体・法人です。

市町の補助金もありますか?

広島県内の市町が独自に太陽光発電の補助を行っている場合があります。施設の所在地の市町に確認してください。

まとめ(公式ページ)

幼稚園・保育所等で省エネ型エアコンの更新とあわせて太陽光発電や蓄電池を導入する場合、最大700万円の補助を受けられる可能性があります。先着順で予算に達し次第終了するため、早めの準備がおすすめです。詳細は広島県公式ページ「令和8年度広島県創エネ・省エネ設備導入促進補助金の公募のお知らせ」で確認してください。